インスタのネタがない。お店の投稿を止めずに続ける6つの引き出し
インスタが止まる理由は、時間がないことではありません。毎回ゼロから「何を書こう」と考えているからです。考える工程が毎回リセットされるので、忙しい日はそこで止まります。
止めないためにやることは1つです。引き出しを決めて、そこから取り出す形にする。何を書くかを考えるのではなく、どの引き出しから出すかを選ぶ。これだけで、投稿は作業になります。
この記事には、お店の日常から投稿を取り出す6つの引き出しと、週20分でまとめて作る手順を載せました。
ネタが思いつかなくて、気づいたら1ヶ月投稿してません…
毎回考えているからです。引き出しを6つ決めて、順番に開けるだけにすると止まりません。下に全部書きました
01ネタ切れの正体
投稿が止まっている店の話を聞くと、共通して出てくる言葉があります。「特別なことが何もない」。
ここに誤解があります。読む側が知りたいのは特別なことではありません。その店に行ったらどうなるかです。どんな人がいて、どんな空気で、何をしてくれるのか。これは毎日あります。
もう1つ、「うまく書けない」という理由で止まる人も多い。インスタの投稿は文章の巧拙で読まれるものではありません。写真が9割です。文章は「何の写真か」が分かれば足ります。
026つの引き出し
順番に開けるだけです。1周したらまた1番に戻ります。
引き出し1:今日やった施術・料理・作業
いちばん基本です。ビフォーアフター、盛り付け、作業の途中。お客様の顔を出さなくても成立します(手元・後ろ姿・仕上がりだけ)。撮影と掲載の許可は必ず取ってください。
引き出し2:よく聞かれる質問
「駐車場はありますか」「何分くらいかかりますか」「子ども連れでも大丈夫ですか」。同じ質問を3回聞かれたら、それは投稿ネタです。答えを書くと、次から聞かれる回数も減ります。
引き出し3:道具・材料の話
使っている道具、仕入れ先、なぜそれを選んだか。専門性が一番自然に出る引き出しです。「このシャンプーを使っている理由」「この豆の産地」。売り込みにならず、こだわりが伝わります。
引き出し4:季節と天気
「今週から冷えてきたので」「梅雨のこの時期は」。季節の話は、読む人の実感と重なります。そこから今の時期のメニューや悩みにつなげられます。ネタに困ったらここが確実です。
引き出し5:失敗と、やり直したこと
意外と読まれます。「この配合はうまくいかなかったので変えました」「前のメニュー表は分かりにくかったので作り直しました」。完璧に見せない投稿のほうが、人柄が伝わります。
引き出し6:お客様の言葉
「こう言ってもらえた」という一言。口コミに書いてもらった言葉でもかまいません(引用の許可は取ってください)。自分で「いい店です」と書くより、はるかに伝わります。
週2回投稿なら3週間で1周です。同じ引き出しを2回続けて開けないことだけ決めておけば、内容は自然に散らばります。
03週20分でまとめて作る
毎日考えるから止まります。週に1回、20分だけ作る時間を取る方式に変えてください。
- 写真を集める(5分) — その週に撮った写真をカメラロールから選ぶ。3〜4枚で足ります
- 引き出しを割り当てる(3分) — 写真ごとに、どの引き出しの話にするか決める
- 文章を書く(10分) — 1本3分。長く書かない
- 予約投稿に入れる(2分) — その場で全部予約投稿にする
撮るのは日常のなかで、書くのはまとめて。この分け方が続けるコツです。写真を撮る習慣さえあれば、書くのは週1回で回ります。
04AIに頼むと薄くなる理由と、避け方
「インスタの投稿文を書いて」と頼むと、どこの店でも通じる文章が返ってきます。AIがあなたの店を知らないからです。
避け方は3つです。
- 材料を渡す — 「今日やった施術」「使った道具」「お客様の一言」を箇条書きで渡してから書かせる
- 自分の文章を見本に出す — 過去に自分で書いた投稿を2本貼って「この調子で」と伝える
- やらないことを指定する — 「絵文字は使わない」「ハッシュタグは5個まで」「効果を断定しない」
材料を渡さずに頼むのがいちばん薄くなる原因です。詳しい頼み方はChatGPTを店の集客に使う方法に書きました。
「必ず綺麗になります」「シミが消えます」といった表現は、景品表示法・薬機法の線を越えることがあります。AIの下書きをそのまま投稿しないでください。出てきた文を読んで、断定を外してから出します。
05投稿が続いても、すぐ客は増えません
正直に書きます。投稿を続けても、翌月に予約が増えるわけではありません。インスタは「見つけてもらう」より「迷っている人の背中を押す」ほうに効きます。
だから、判断を早まらないでください。3ヶ月続けて、こう変わっていれば効いています。
- 予約時に「インスタ見ました」と言われる回数
- プロフィールから予約リンクを踏まれた回数(インサイトで見られます)
- 保存数(「あとで行きたい」の意思表示です)
フォロワー数は最後に見る数字です。地元の店なら、フォロワー300人でも予約は入ります。
06今日やる1つ
カメラロールを開いて、この1週間で撮った写真を3枚選んでください。それぞれに引き出しを1つ割り当てて、3行ずつ書く。それで3投稿です。
写真がなければ、明日から撮ってください。撮る習慣がつけば、この記事の内容は全部回り始めます。
07よくある質問
毎日投稿しないと意味がないですか?
そんなことはありません。週2回を3ヶ月続けるほうが、毎日を2週間で止めるより効きます。続く頻度に落としてください。
お客様の写真を載せるときの許可は、口頭でいいですか?
口頭でも成立しますが、あとで食い違うことがあります。「SNSに載せてもよいか」を予約フォームやカルテのチェック欄にしておくと、記録に残ります。顔が写らない撮り方なら、そもそもトラブルになりにくいです。
リールと写真投稿、どちらがいいですか?
リールのほうが新規に届きやすい傾向があります。ただ、作る手間が続かないなら写真で構いません。止まるのがいちばん損です。
ハッシュタグは何個つけますか?
地域名+業種+悩みで5〜10個あれば足ります。関係のないタグを大量に付けても効きません。
よその店の投稿を参考にしてもいいですか?
構成の参考にするのは自由です。文章や写真をそのまま真似るのは著作権の問題になります。引き出しの立て方だけ借りて、中身は自分の店のものを入れてください。
出典: 投稿の続け方と6つの引き出しは当研究室で作成したものです。効果を保証するものではありません。景品表示法・薬機法の表現の線については、専門家にご確認ください。
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